BリーグCS準決勝GAME1結果:宇都宮と三遠が勝利しファイナル王手、琉球と千葉は崖っぷち【速報】

Bリーグの準決勝、初戦が動いたね。

宇都宮と三遠が先に王手をかけたんだ。

琉球や千葉は厳しい状況になったね。

今日の第2戦、目が離せないよ。

国内バスケットボールのBリーグB1は17日、2戦先勝方式のチャンピオンシップ(CS)準決勝第1戦の2試合が開催されました。緊迫感あふれるセミファイナル初戦は、宇都宮ブレックスと三遠ネオフェニックスがそれぞれ勝利を収め、ファイナル進出に王手をかけました。

東地区1位の宇都宮ブレックスは、同じ東地区の千葉ジェッツと対戦。ホームのアドバンテージを生かしたい宇都宮が、難敵・千葉Jを相手に初戦を制し、ファイナル進出へ大きく前進しました。一方、昨シーズン王者であり、今シーズンも天皇杯を制している千葉Jは、CS初戦でまさかの黒星スタートとなり、第2戦に崖っぷちに立たされています。

もう1試合は、中地区王者の三遠ネオフェニックスと西地区王者の琉球ゴールデンキングスの顔合わせ。静岡県の浜松アリーナで行われたこの一戦も、第1戦を制した三遠がファイナル進出に王手をかけました。3年連続のファイナル進出を目指す琉球にとっては、痛い黒星となり、第2戦での巻き返しが絶対条件となります。

目次

三遠ネオフェニックス対琉球ゴールデンキングス戦の詳細

特に注目された三遠対琉球の一戦は、互いの持ち味が出た激しい試合となりました。試合後、三遠の桶谷大ヘッドコーチは、立ち上がりと第3クォーターの入りに課題があったことを認めています。「1クォーターと3クォーターの立ち上がりにおいて、効果的なシュートが打てず、ボール運びもスムーズではありませんでした」とコメントしており、強豪琉球を相手にしても隙を見せられないという反省がうかがえます。

しかし、三遠は第4クォーターで集中力を発揮し、琉球の追い上げを退けました。桶谷HCは「しかし、4クォーターは…」と続きを語っており、最終クォーターでのチームのパフォーマンスを評価していることが示唆されます。具体的な試合内容は、三遠のインサイドの柱である53 アレックス・カーク選手がゴール下で体を張り、序盤に3連続で2Pシュートを決め切るなど、存在感を示しました。

三遠はレギュラーシーズンで平均失点が少なく、強度の高いディフェンスが特徴です。この試合でも、その強度の高いディフェンスで琉球のオフェンスを限定した時間帯がありました。特に立ち上がりで琉球が効果的なシュートを打てなかったのは、三遠のディフェンスプレッシャーが一因と考えられます。

琉球側の視点と分析

一方、琉球ゴールデンキングスにとっては、CS準決勝の初戦を黒星でスタートするという厳しい結果となりました。プロバスケットボールりそなB1リーグ西地区王者の琉球は、中地区王者の三遠ネオフェニックスを相手に惜敗を喫しました。

試合中、琉球も粘りを見せました。第3クォーターでは、キングスの脇真大選手が積極的にアタックを仕掛け、ファウルを誘ってフリースローを得るシーンが見られました。このように個々の奮闘はあったものの、最終的には三遠に軍配が上がりました。琉球としては、三遠の強度の高いディフェンスに対して、いかに自分たちのペースでオフェンスを組み立てるか、そして立ち上がりの不安定さをどう改善するかが第2戦への課題となります。

レギュラーシーズンの対戦成績や、両チームのポテンシャルを考えれば、琉球がこのまま簡単にシリーズを譲るとは考えにくいでしょう。第1戦の敗戦から何を学び、どのようにアジャストしてくるかが、第2戦の大きな見どころとなります。

第1戦の結果が持つ意味と今後の展望

今回の準決勝第1戦の結果は、ファイナル進出争いに大きな影響を与えます。宇都宮と三遠はホームで初戦を制し、圧倒的に有利な状況を作り出しました。2戦先勝方式において、先に1勝することは精神的にも戦術的にも大きなアドバンテージとなります。

特に宇都宮にとっては、昨シーズンの王者を相手に初戦をモノにしたことは、チームに大きな自信をもたらすでしょう。千葉Jとしては、CSで敗退すればクラブワースト記録となる可能性もあり、プレッシャーは計り知れません。経験豊富な千葉Jが、ここから巻き返す力を持っていることは誰もが認めるところですが、宇都宮も簡単には勝利を譲らないでしょう。

三遠対琉球のカードも同様です。三遠はクラブとして初のファイナル進出に王手をかけ、チームの士気は最高潮に達しているはずです。一方の琉球は、CSでの豊富な経験と勝負強さがあります。第1戦で課題が出たとしても、すぐに修正してくる対応力はBリーグ随一と言えるかもしれません。

第2戦はどちらのカードも、第1戦の勝者がファイナル進出を決めるか、敗者がタイに戻して第3戦に持ち込むかの文字通りの「運命の一戦」となります。特に第1戦を落とした千葉Jと琉球は、もう後がない状況で、持てる力の全てを出し切ってくることが予想されます。CS独特の緊張感と、選手たちの激しいプレーから目が離せません。

分析としては、第1戦の立ち上がりの重要性が改めて浮き彫りになったと言えるでしょう。特に短期決戦では、試合への入り方がその後の展開に大きく影響します。また、三遠のカーク選手のように、要所で違いを作れるキープレイヤーの存在も勝敗を分ける要因となります。ディフェンス強度やリバウンドといったバスケットボールの基本的な要素も、CSのようなタフな試合ではより重要になります。

第2戦、そしてもし第3戦にもつれ込めば、体力や精神力も問われる総力戦となります。宇都宮と三遠がこのまま一気にファイナルへ駆け上がるのか、それとも千葉Jと琉球が意地を見せてシリーズを振り出しに戻すのか。Bリーグチャンピオンシップ準決勝は、まだまだ熱いドラマが生まれそうです。

明日(18日)に開催される第2戦、そして必要であれば第3戦の結果に、Bリーグファン全体の注目が集まります。歴史的な瞬間を目撃できるかもしれません。

参考文献
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